フィアットX1/9のモデル概要

フィアットX1 / 9は、1969年に発表されたコンセプトカーをベースに開発され、当時ベルトーネに在籍していたマルセロガンディーニのデザインで1974年に販売が開始されます。タルガトップの2シーターボディにフィアット128セダンの1290cc 4気筒SOHCエンジンを搭載し、67馬力を出力しました。車体には4輪ディスクブレーキと独立サスペンション、4速マニュアルトランスミッションを採用し、当時3,917ドル発売されています。これは同時期に販売されていたMGBと同価格帯です。

そしてフィアットX1 / 9は1979年にマイナーチェンジを受け、エンジン排気量は1,498ccに増大され、ミッションが4速から5速に変更されました。さらにウェーバー製のキャブレターも変更され、最終的に75馬力までパワーアップしています。

フィアットX1 / 9は、ミッドシップの軽量な車体と堅い足回りで特に山道のワインディングロードをドライブするのにとても楽しめるモデルです。ただし、維持については、すでにクラシックカーとなりボディの錆や腐りには十分注意が必要です。

フィアットX1 / 9は、新車での発売当時はセールス的に成功したとは言えませんでしたが、クラシックカーとなった今では価格的にも手頃で楽しめるエントリーモデルの1つとなっています。排気量も小さく税金面での負担も小さいことやメンテナンスも容易で所有しやすい為、人気が出てきているクラシックモデルです。

①フィアットX1/9 1300の価格相場

価格はほぼ横ばいに推移しており、欧米では現在、$2,900-18,200が相場となっています。日本では最近、販売価格が上がって来ており300万円程度となっています。

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《HAGERTY情報》 2017年1月時点

コンディション1(Concours) $18,200
コンディション2(Exellent) $8,400
コンディション3(Good) $5,400
コンディション4(Fair) $2,900

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フィアットX1/9 1300の詳細スペック

《販売期間》1972-1978年
《乗車定員》2名
《ボディスタイル》2ドアクーペ
《エンジンタイプ》水冷直列4気筒SOHC 1,290cc
《最高出力》61hp/5,800r.p.m
《最大トルク》9.1kgm/3,600r.p.m
《ミッション》4速MT
《全長×全幅×全高(mm)》3,900×1,570×1,170
《車両重量(kg)》890
《最高速度》160km/h
《生産台数》-台

②フィアットX1/9 1500の価格相場

前期の1,300ccのモデルとほぼ同等の価格水準で同じように推移しています。欧米では$3000-18,500が相場となっています。

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《HAGERTY情報》 2017年1月時点

コンディション1(Concours) $18,500
コンディション2(Exellent) $8,600
コンディション3(Good) $5,700
コンディション4(Fair) $3,000

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フィアットX1/9 1500の詳細スペック

《販売期間》1979-1982年
《乗車定員》2名
《ボディスタイル》2ドアクーペ
《エンジンタイプ》水冷直列4気筒SOHC 1,498cc
《最高出力》66hp/5,250r.p.m
《最大トルク》10.5kgm/3,000r.p.m
《ミッション》5速MT
《全長×全幅×全高(mm)》3,970×1,575×1,170
《車両重量(kg)》980
《最高速度》180km/h
《生産台数》-台

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