Mercedes-Benz 280SL｜メルセデスベンツ280SL

最新価格相場

メルセデスベンツ 280SL：コンディション別の相場価格（2022年11月時点）

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価格推移（CLASSIC.COM）

メルセデスベンツ 280SL：過去5年間の販売価格の推移

CLASSIC.COMのデータを引用しています。
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メルセデスベンツ 280SLのモデル概要

1963年にメルセデスベンツ230SLから始まった2代目SL（W113）は、エンジン排気量を増やしたメルセデスベンツ250SLへのマイナーチェンジを経て、最終的にメルセデスベンツ280SLへ進化したモデルです。

２代目メルセデス ベンツ SL（W113）の開発とメカニズム

2代目メルセデスベンツSLとなるW113型SLの開発は、コストダウンを考え、すでに販売されていたメルセデスベンツ190C（4気筒エンジンを搭載したセダン）からサスペンションやフロアユニットを流用する形でスタートしました。そして、初期型であるメルセデスベンツ230SLでは、専用にチューニングされた150馬力の直列6気筒SOHC2.3リッターエンジンが搭載されます。また、ボディは軽量化のためにアルミパーツが多用されました。その軽量なボディと、小さいボディサイズがあいまって、非常に優れたハンドリングを実現しています。

230SLから280Lへの進化

1966年末には、エンジンが2.3リッターから2.5リッターに変更され、モデル名も「230SL」から「250SL」に変更されました。また、このタイミングでミッションも5速マニュアルトランスミッションに変更になります。同時に足回りも4輪ディスクブレーキへ変更が行なわれてました。翌年1967年末には、排気量をさらにアップさせた「280SL」が登場します。この「280SL」からは、パワーステアリングが標準装備され、快適性とラグジュアリー性が高まりました。

「パゴダ」と呼ばれる特徴的なボディデザイン

2代目メルセデスベンツSL（W113）は、当時、ハードトップ、ソフトトップ、フルオープンと３パターンのボディタイプから選択できました。その中でもハードトップモデルは、東洋建築にヒントを得てデザインされた「パゴダルーフ」と呼ばれる特徴的な形状を持っています。その名前を取り、２代目メルセデスベンツSL（W113）は、総じて“パゴダ（Pagoda）”という愛称で呼ばれています。このパゴダルーフのデザインは、画家や彫刻家の肩書も持つ異才のプロダクトデザイナー、ポール・ブラック氏によるもので、今ではポール・ブラックの最高傑作といわれています。また、この２代目メルセデスベンツSL（W113）を「もっとも美しいメルセデスベンツ」に挙げるエンスージアストも多数います。

2017.07.11

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メルセデスベンツ 280SLの諸元表・スペック

バイヤーズガイド

メルセデスベンツ 280SLの購入の際に気を付けるポイント

メルセデスベンツ280SLは、230SLから続く２代目メルセデスベンツSL（W113）の最終モデルとなるわけですが、このW113型の総生産数48,912台のうち280SLは、最多の23,885台が生産されました。シリーズ中でもっとも排気量が大きくパワフルな走りをする為、当時も今も２代目メルセデスベンツSL（W113）の中で1番人気のモデルです。優美なスタイリングを持ち、高い性能と品質で今日に至っても高い信頼性を持つメルセデスベンツ280SLは、コンパクトなサイズと取り回しの良さもあり、1度所有したら比較的長く乗るオーナーが多いです。しっかりとメンテナンスされ、丁寧にガレージ保管されてきた個体が多いので、購入の際にはメンテナンス履歴の確認を怠らなければ、大きな失敗はしないでしょう。また、オートマチック車も選ぶことが出来るので、マニュアルが苦手な方でも安心してクラシックカーを楽しむことが出来ます。

メルセデスベンツ280SLの価格相場の特徴

メルセデスベンツ280SLの価格相場は、クラシックカー全体の相場と連動します。近年クラシックカー相場は大きく上昇しており、メルセデスベンツ280SLも直近10年で2倍以上になっています。ただ、メルセデスベンツ280SLは、昔からクラシックメルセデスを代表する人気の高いモデルの為、今後も大きな暴落はなく、価格は安定していくと考えられます。

購入車両の探し方

販売されている個体は非常に少ないのですが、まずは大手販売サイトや個人売買の仲介サイトで現在販売中の車両をチェックします。

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