最新価格相場
ホンダ S800:コンディション別の相場価格(2022年10月時点)
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価格推移(CLASSIC.COM)
ホンダ S800:過去5年間の販売価格の推移
CLASSIC.COMのデータを引用しています。
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ホンダ S800のモデル概要
ホンダS800は、英国風のスポーツカーのデザインを踏襲した、本田技研工業の小型2人乗りスポーツカーです。ロードスターとクーペを揃え、1967年から1970年に販売されました。ホンダS800は、世界にも例の無いメカニズムで、高いパフォーマンスを発揮し、MGやトライアンフといった当時世界で評価されていた英国小型スポーツカーに引けを取らない高性能を誇りました。
ホンダS800の開発
1963年にホンダS500からスタートした小型2人乗りロードスターは、S600の成功を経て、1967年にホンダS800へバトンタッチします。このシリーズの最終系となるS800は、4輪ドラムブレーキと独立リアサスペンションを採用した車体に、70馬力を発生させる4気筒DOHCエンジンと4速マニュアルギアボックスが組み合わされました。そして約700台を生産した後、ホンダは、S800のマイナーチェンジを行います。リアアクスルとドライブシャフトの設計を変更し、フロントブレーキもドラム式からディスクブレーキに変更しています。
バイクメーカーの本田技研工業が得意とする高回転エンジン
特にS800に搭載されたエンジンは、バイクの世界で活躍する本田技研工業が得意とした高回転高出力技術が存分に取り入れられていました。ボンネットを開けると、精緻で美しく高性能を思わせる排気量791ccの4気筒DOHCエンジンが現れ、そこには4連キャブレター、4本のエキゾーストマニフォールド、組立式クランクシャフトが組み合わされています。今では、この高回転エンジンが、S800をはじめとする当時のホンダ小型スポーツカーの代名詞となっています。
ホンダ S800の諸元表・スペック
販売期間 | 1967-1970年 |
---|---|
生産台数 | 11,406台以上 |
ボディスタイル | 2ドアロードスター、2ドアクーペ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 3,335mm×1,400mm×1,215mm |
車両重量 | 755kg |
エンジンタイプ | 水冷直列4気筒DOHC 791cc |
最高出力 | 70ps/8,500r.p.m |
最大トルク | 6.7kgm/6,000r.p.m |
ミッション | 4速MT |
駆動形式 | FR |
サスペンション | フロント:ダブルウイッシュボーン+トーションバー・スプリング、リア:左右独立懸架トレーリングアーム式 |
最高速度 | 160km/h |
バイヤーズガイド
ホンダ S800の購入の際に気を付けるポイント
まず、ホンダS800を手に入れる際は、コンディションの良い個体を選ぶ事をおすすめします。ホンダS800に限らず日本製クラシックカー全般に言えることですが、アフターパーツの調達が大きな課題となります。現在は、ヤフオクなどで個人間のパーツ流通もしていますが、すべての部品が揃う保証はありません。初めからなるべく欠品のない個体を手に入れた方が、結果として時間も資金も節約する事が出来ます。クラシックカーの世界では、日本製クラシックカーはアフターマーケットが整備されていない分、上級者向けとなります。
ホンダS800の価格相場の特徴
ホンダS800は昔から人気があり、継続的に価格が上昇してきましたが、日本製クラシックカー特有のパーツ供給体制の問題から、コンディションの良い個体ほど、価格の上昇率が高くなっています。その為、相場より高い個体でも、結果的にお得だった場合も多いです。
購入車両の探し方
販売されている個体は非常に少ないのですが、まずは大手販売サイトや個人売買の仲介サイトで現在販売中の車両をチェックします。
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