ランボルギーニ ミウラのモデル概要
ランボルギーニ ミウラは、1965年のトリノショーでプロトタイプが発表され、その翌年のジュネーブショーにて完成車が発表されます。そして実際に1967年からランボルギーニ ミウラP400の販売が開始されました。
ランボルギーニ ミウラ P400は、ミッドシップに3,929ccV型12気筒エンジンを配置し、そこに5速ミッションが組み合わされました。そして、エンジンとトランスミッションがオイルを共有する構造となっています。
1969年の初めには、アップグレードされたランボルギーニ ミウラ Sが登場し、140台が生産されました。ミウラ Sはピレリ製のタイヤを新たに採用し、出力も370馬力にパワーアップしています。
そしてランボルギーニ ミウラシリーズの最終形となるミウラ SVは1971年に登場し、120台が生産されました。ミウラ SVはより大きなタイヤに対応するためにリア・ボディがワイド化され、さらに出力も385馬力にパワーアップされています。
現在、ランボルギーニ ミウラは完全にコレクターズアイテムとなっており、非常に高値で取引されています。その為、公道ではなかなかお目にかかれず、クラシックカーやスーパーカーのイベント等でしか見れないモデルになっています。
ランボルギーニ ミウラの諸元表・スペック
| 販売期間 | P400：1966-1972年、P400S：1969-1971年、P400SV：1971-1972年 |
|---|---|
| 生産台数 | P400：475台、P400S：140台、P400SV：150台 |
| ボディスタイル | 2ドアクーペ |
| サイズ（全長×全幅×全高） | 4360mm×1780mm×1080mm |
| 車両重量 | P400：980kg、P400S：1040kg、P400SV：1245kg |
| エンジンタイプ | 水冷V型12気筒DOHC 3,929cc |
| 最高出力 | P400：350hp/5,100r.p.m、P400S：370hp/7,700r.p.m、P400SV：380hp/7,850r.p.m |
| 最大トルク | P400：37.5kgm/5,100r.p.m、P400S：39.0kgm/5,500r.p.m、P400SV：40.7kgm/5,750r.p.m |
| ミッション | 5速MT |
| 駆動形式 | MR |
| サスペンション | フロント：ダブルウイッシュボーン、リア：ダブルウイッシュボーン |
| 最高速度 | 290km/h |
価格相場
ランボルギーニ ミウラ P400
ランボルギーニ ミウラ P400は、2008年のリーマンショックの影響で一時期価格が下落しましたが、そこからは価格は回復し、上昇し続けています。ランボルギーニという現在でも非常に人気のあるメーカーという事や生産台数の少なさから非常に高値での取引がされています。
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ランボルギーニ ミウラ P400S
ランボルギーニ ミウラ P400のパワーアップバージョンであるミウラ P400 Sは、生産台数が140台と非常に少量の為、ミウラP400よりも高値で取引されます。
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ランボルギーニ ミウラ P400SV
ランボルギーニ ミウラシリーズの最終形であり、最強モデルであるミウラ SVは、シリーズの中で最も高価で取引されています。
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バイヤーズガイド
ランボルギーニ ミウラの購入の際に気を付けるポイント
ランボルギーニ ミウラは、世界中から需要が集まり、取引価格は大きく上昇し続けています。その為、購入する際は、個体に合った適正な価格を精査する必要があります。車体コンディションのチェックだけでなく、専門家に部品レベルでオリジナル性をしっかりと鑑定してもらう必要がありますし、車両の歴代オーナー歴も確認して、納得の価格で購入する事をおすすめします。
購入車両の探し方
販売されている個体は非常に少ないのですが、まずは大手販売サイトや個人売買の仲介サイトで現在販売中の車両をチェックします。
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