TOYOTA 2000GT｜トヨタ 2000GT

最新価格相場

トヨタ2000GT：コンディション別の相場価格（2022年11月時点）

クラシックカー投資研究所では、Hagertyの最新相場情報を円換算して価格提示しています。2022年11月時点
Hagertyの相場情報についてはこちら＞＞＞Hagerty valuation（英語）

価格推移（CLASSIC.COM）

トヨタ2000GT：過去5年間の販売価格の推移

CLASSIC.COMのデータを引用しています。
さらに詳細に調べたい方はこちら>＞>CLASSIC.COM（英語）

トヨタ 2000GTのモデル概要

トヨタ2000GTは、1965年の東京モーターショーでデビューした、日本が世界に誇る名車です。

トヨタ 2000GTの開発とメカニズム

トヨタとヤマハ発動機が共同開発した車体には、直列6気筒1,988cc ツインカムエンジンが搭載され、5速トランスミッションが組み合わされていました。さらにミクニ製のソレックスキャブレターを3基搭載し、最高出力は150馬力まで発揮します。また足回りは、当時では珍しい独立式サスペンションと四輪ディスクブレーキが採用されました。

伸びなかった販売台数

トヨタ2000GTの販売は、わずか3年間しか行われず、販売台数は337台に留まります。実際、日本国内では238万円で販売されましたが、これはトヨタ クラウンの2倍、カローラの6倍の価格です。当時は、一家に1台の自家用車がない状況でしたので、本当に限られた人にしか購入が出来ないクルマでした。また、北米への輸出用に左ハンドル車も生産されていますが、北米での販売価格も7,000ドルを超える高価格でした。当時販売されていたライバルであるジャガー E-Type、ポルシェ 911、シボレー コルベットよりも高額となってしまった為、セールスは振るわず、北米でもわずか62台の販売実績となりました。ただ、トヨタ2000GTは、日本初のスーパーカーとして、さらにはトヨタの高い革新性の象徴として、現在でも伝説的な存在となっています。

トヨタ 2000GTの諸元表・スペック

バイヤーズガイド

トヨタ2000GTの購入の際に気を付けるポイント

日本車のクラシックカーを代表するモデルとして、昔から日本製クラシックカーで最も高価格で取引されていましたが、2011年頃から価格が急激に上昇します。象徴的だったのは2013年のRM Auctionsにて115万5,000ドル（約1億1,800万円）で落札された事でした。この落札された個体は62台しか販売されていない北米向け輸出仕様の左ハンドル車でしたが、これをきっかけにトヨタ 2000GTの相場が引き上げられ、現在の相場になっています。ちなみに世界で取引されているトヨタ2000GTの中心は、この62台の輸出仕様となっています。国内仕様については、生産台数が若干多いことから輸出仕様に比べて価格は少し劣ります。トヨタ 2000GTは日本が誇るクラシックスーパーカーという事で、今でも日本人にコレクターが多く、多くの個体が日本国内に存在しています。その為、中古車販売サイトでも掲載されることがありますが、購入の際には、高額な車両なので第3者的な専門家の鑑定をお勧めします。

購入車両の探し方

販売されている個体は非常に少ないのですが、まずは大手販売サイトや個人売買の仲介サイトで現在販売中の車両をチェックします。

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ご希望の車両がない場合は、クラシックカー専門店に依頼します。クラシックカー専門ショップでは大手販売サイトに掲載されていないモデルでも世界中の業者ネットワークから探し出すことが出来ます。

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