トライアンフTR4のモデル概要

1961年にTR3からバトンを受け、トライアンフTR4はデビューします。基本構造は先代のTR3を引き継いでいますが、ステアリングギアはラック・ピニオン式を採用、4段ギアボックスがフルシンクロ化されるなど改良がなされ、エンジンも2138ccに拡大されています。そして、ボディデザインはイタリアのデザイナー・ジョヴァンニ・ミケロッティが担当し、TR2、TR3とは異なるイメージのこれまた美しく魅力的なデザインになっています。


そしてTR4が発売されて4年後の1965年にマイナーチェンジが行われ、TR4Aが導入されます。外観上はフロントグリルの変更とサイドモールの追加程度でしたが、リアサスペンションがセミトレーリングアーム式の独立タイプとなり、ロードホールディングと乗り心地が大幅に改善されました。また、ダッシュボードは木目張りになっています。TR4AはTR4に比べて車両重量が増加し、その分エンジン排気量も2,138ccに拡大して104馬力にパワーアップされましたが、車両重量とのバランスで大幅なパフォーマンスの向上はありませんでした。

①トライアンフTR4の価格相場

コンクールコンディションの個体は価格上昇傾向ではありますが、それ以外のコンディションの価格相場は横ばいか、やや微増といったところです。最近、日本では以前よりも人気が上昇してきており、週末のドライブなどを楽しめるコンディションの個体で300-400万円程度で販売されています。

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《HAGERTY情報》 2017年7月時点

コンディション1(Concours) $46,800
コンディション2(Exellent) $26,600
コンディション3(Good) $17,700
コンディション4(Fair) $9,100

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トライアンフTR4の詳細スペック

《販売期間》1961-1965年
《乗車定員》2名
《ボディスタイル》2ドアロードスター
《エンジンタイプ》水冷直列4気筒OHV 1,991cc、水冷直列4気筒OHV 2,138cc
《最高出力》100ps/4,750r.p.m、105ps/4,750r.p.m
《最大トルク》11.7kgm/3,350r.p.m
《ミッション》4速MT
《全長×全幅×全高(mm)》3,960×1,460×1,240
《車両重量(kg)》980
《最高速度》180km/h
《生産台数》40,253台

②トライアンフTR4Aの価格相場

若干、価格上昇をしましたが、現在は概ね価格は落ち着いています。TR4AもTR4もほぼ同程度の価格相場となっています。

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《HAGERTY情報》 2017年7月時点

コンディション1(Concours) $48,000
コンディション2(Exellent) $32,500
コンディション3(Good) $20,100
コンディション4(Fair) $12,400

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トライアンフTR4Aの詳細スペック

《販売期間》1965-1967年
《乗車定員》2名
《ボディスタイル》2ドアロードスター
《エンジンタイプ》水冷直列4気筒OHV 2,138cc
《最高出力》104ps/4,750r.p.m
《最大トルク》-kgm/-r.p.m
《ミッション》4速MT
《全長×全幅×全高(mm)》3,960×1,460×1,240
《車両重量(kg)》1,150
《最高速度》-km/h
《生産台数》28,465台

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