【クラシックカー旧車価格相場】ランチア ストラトス HF(Lancia Stratos HF)

ランチア ストラトスHFのモデル概要

ランチア  ストラトスは国際的なラリー選手権であるWRC参戦の為のレギュレーションをクリアする為のホロモゲーションモデルとして開発されます。ボディは1971年のトリノショーでベルトーネがデザインしたコンセプトカー「ストラトス」をベースに開発され、エンジンはフェラーリ Dino246GT/GTSと同じV型6気筒DOHCエンジンユニットが搭載されました。


ランチア ストラトスはそのボディが革新的であり特徴になっていますが、ラリーカーとしての機能性を追求した結果であり、その短いホイールベースは鋭い運動性能を確保し、同様に広いトレッドはコーナーリング性能を高めています。また、フロントウィンドウはサイドまで湾曲しており、フロントピラーも非常に細くなっています。この為、前方視界は非常に良くなっています。一方で、常に前しか見ないラリーカーらしく後方視界については、太いピラーとルーバーにより非常に悪くなっています。
足回りはフロントにダブルウィッシュボーン+コイル、リアがストラット+コイルの構造となっており、そこにフェラーリ Dino246GT/GTSと同じV型6気筒DOHCエンジンユニットが搭載されましたが、ランチア  ストラトスはラリー車という事もあり、低速での出力にチューニングされました。

ランチア ストラトスは、グループ4(GTSクラス)の参戦を目指し、そのレギュレーション「連続する12ヶ月に400台以上の生産が必要」をクリアする為、1973年に販売が開始されます。そしてランチア ストラトスは、1974年10月1日付けでWRC参戦のレギュレーション「連続する12ヶ月に400台以上の生産が必要」をクリアし、ホロモゲーションを獲得します。WRCに参戦すると、その性能の高さから1974~1976年で3年連続のメイクスタイトルを獲得し、ランチアへ大きな栄光をもたらしました。一方、販売となると売れ行きは順調ではなく、その為、親会社であるフィアットはWRC参戦をストラトスではなく、フィアットアバルト131ラリーに変更します。


しかしプライベーターの手によりランチア ストラトスはラリーへの参戦は行われ、1978年ツールド・コルス、1979年モンテカルロ、ツールド・コルス、サンレモを制し、さらに1981年のツールド・コルスを勝ち取るなど、その戦闘力の高さを証明し続けました。
結局ランチア ストラトスは、1973年の発売開始から1975年までに492台が販売され、現在では非常に希少なクラシックカーとなっています。その為、昔から多くのレプリカが存在している為、購入する際には個体の目利きが極めて重要になります。また、オリジナルの個体だとしてもラリーカーという性質上、使用状況からフレームの損傷や金属疲労も注意深くチェックする必要があります。ただし、自動車の歴史上でも重要なモデルでもあり、特にラリー車というカテゴリーで見ればトップクラスに君臨しますので、所有する価値は非常に高いモデルです。

ランチア ストラトスHFの価格相場

ランチア ストラトスは希少性ゆえ継続的に価格が上昇してきました。2012年頃から急騰した相場は現在は一旦落ち着いてきています。フェラーリの急騰に牽引されDino246GT/GTSも高騰しましたが、Dinoエンジンを積んだFiat Dinoも高騰したことから同様にDinoエンジンを搭載するランチア ストラトスも高騰しています。ただし、ランチアストラトスはホロモゲーションモデルという希少性と運動性能の高さから一部の熱狂的なマニアも存在する為、価格相場は今後も安定的に上昇すると考えられます。

《HAGERTY情報》 2017年1月時点

コンディション1(Concours) $585,000
コンディション2(Exellent) $531,000
コンディション3(Good) $480,000
コンディション4(Fair) $391,000

ランチア ストラトスHFの詳細スペック

《販売期間》1973-1975年
《デザイン》ベルトーネ
《乗車定員》2名
《ボディスタイル》2ドアクーペ
《エンジンタイプ》水冷V型6気筒DOHC 2,418cc
《最高出力》190ps/7,400r.p.m
《最大トルク》23.0kgm/4,000r.p.m
《ミッション》5速MT
《全長×全幅×全高(mm)》3,710×1,750×1,114
《車両重量(kg)》980
《最高速度》230km/h
《生産台数》492台

愛車の乗り換えは、”手間なく”、”リスクなく”中古車の個人間売買が出来る『Ancar』




カーライフサイクルを豊かにするサービスを提供するCar Techカンパニー株式会社Ancarが運営する新しい中古車の個人間売買プラットフォーム『Ancar(アンカー)

愛車に乗りながら販売でき、中間手数料も極限まで削減した新しい中古車の個人売買プラットフォームです。
Ancar(アンカー)でクルマを売る場合、費用は売買が成立した時に発生する約5%程度のシステム利用料だけ。さらに購入前の無料点検、面倒な名義変更、決済などを”Ancar”が代行してくれるので、個人売買の不安も解消出来る魅力的なサービスです。また、個人売買で成立しなくても買取業者へそのまま売却する事も出来るのでリスクなく高額売却が可能です。

おまかせ出品とは、
クルマを預けるだけで事前お渡し金額(買取店と同水準以上)に+高く売れた金額を追加で受け取れるサービスです。査定・事前お渡し金をアンカーが提示し、クルマを預け、その分を先に現金で受け取ります。そしてアンカーが撮影・掲載・点検・問合せ対応を行い、個人売買で高く売れた分を出品者に還元する仕組みです。(出典:Ancarホームページ)▶︎ 他店の見積もり金額、保証します!【Ancarおまかせ出品】

ディーラーでの下取金額に不満がある方、過去の売却で失敗経験がある方、新しいサービスで高額売却を狙いたい方に特におすすめします。


▶︎ Ancarでの個人売買でも利用できる! 個人売買に特化したオートローン【ユーカーネクスト】

関連記事

  1. 【クラシックカー旧車価格相場】シトロエン SM(Citroën SM)

  2. 【クラシックカー旧車価格相場】アストンマーティン DB2(Aston Martin DB2, DB2/4 MarkⅠ, DB2/4 MarkⅡ)

  3. 【クラシックカー旧車価格相場】MG TC(エムジー ティーシー)

  4. 【クラシックカー旧車価格相場】AC エース(AC Ace)

  5. 【クラシックカー旧車価格相場】フィアットアバルト 850 TC(Abarth 850 TC)

  6. 【クラシックカー旧車価格相場】メルセデスベンツ190E 2.5-16V(Mercedes-Benz 190E 2.5-16V)

  1. 【クラシックカー旧車価格相場】メッサーシュミット KR200(Messers…

    2020.07.10

  2. 【クラシックカー旧車価格相場】フェラーリ 308(Ferrari 308)

    2020.07.08

  3. 中古車個人売買でも使えるオートローンがあった!Web申請も可能なオ…

    2020.07.03

  4. 【クラシックカー旧車価格相場】オースティン ミニモーク(Austin M…

    2020.06.30

  5. 【クラシックカー旧車価格相場】BMW M6/M635CSi(E24)

    2020.06.25

  6. 【クラシックカー旧車価格相場】アウディ クワトロ(Audi Ur-Quattr…

    2020.06.24

  7. 知ってる人だけ得をする。あなたが中古車売買で100万円以上損をする…

    2020.06.19

  8. 【クラシックカー旧車価格相場】アルファロメオ ジュリエッタ SZ(A…

    2020.05.28

  9. 【クラシックカー旧車価格相場】アルファロメオ TZ(AlfaRomeo TZ)

    2020.05.22

  10. 【クラシックカー旧車価格相場】BMW M5/M535i(E28)

    2020.05.21

  1. クラシックカー投資のススメ

    2017.12.03

  2. 【クラシックカー旧車価格相場】MG TC(エムジー ティーシー)

    2017.08.03

  3. 【クラシックカー旧車価格相場】ジャガーXK120(Jaguar XK120)

    2017.07.27

  4. 【クラシックカー旧車価格相場】メルセデスベンツ280SE3.5(Mercede…

    2017.07.11

  5. 知られざるクラシックカーオークションの世界

    2017.07.08

  6. クラシックカーの価格はどのように決まるのか

    2017.04.14

  7. クラシックカー・旧車の定義

    2017.04.02

  8. 【クラシックカー旧車価格相場】メルセデスベンツ190SL(Mercedes-B…

    2017.01.26

  1. 特集!! クラシックメルセデスベンツの世界

    2017.10.30

  2. 【クラシックカー旧車価格相場】ポルシェ356A(Porsche 356A)

    2017.01.29

  3. 高級車と高級時計の夢の合作!コラボレーションウォッチの世界

    2017.07.15

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。