クラシックカーを愛したルパンの名車!映画でおなじみの車もご紹介

    誰もが知っている「ルパン三世」は、おしゃれな車に乗っていることにお気づきでしょうか?実はルパンが乗っている車は、知る人ぞ知るクラシックカーの名車です。

    この記事では、ルパンが愛したクラシックカーを紹介していきます。また、映画「カリオストロの城」でクラリスや銭形警部が乗っていた車も紹介するので、ぜひ楽しんでご覧ください。

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    クラシックカーを愛したルパンの名車はやっぱりこれ!「カリオストロの城」で登場した車たち

    ルパン三世の映画の中でも、大変な人気を誇っているのが映画「カリオストロの城」です。カリオストロの城は、ジブリでおなじみの宮崎駿監督が手掛けた作品で、ご自身もクラシックカーを愛されていました。

    ここからは、カリオストロの城で登場した名車たちを紹介していきますので、映画を思い出しながら楽しんでください。

    ルパンの愛車と言えば「フィアットNUOVA500(チンクエチェント)」

    ルパン三世が、映画「カリオストロの城」で乗っていたのが、クリーム色の「フィアットNUOVA500(チンクエチェント)」です。劇中で激しいカーチェイスを行ったことから、ルパンの愛車と言えばフィアットが真っ先に挙げられます。

    フィアットは、1957年~1977年に累計400万台生産された車です。全長は3mに満たないですが意外と中は広く、4人が乗れるサイズです。最大時速は95kmですが、劇中でルパンがレバーを引くと、ターボが発動し信じられないように加速。そのシーンはとても印象的で、クラシックカー好きの心を揺さぶりました。

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    クラリスや宮崎駿監督の愛車「シトロエン・2CV」

    「カリオストロの城」のヒロインであるクラリスや、映画を手がけた宮崎駿監督の愛車が、「シトロエン・2CV」です。劇中では、冒頭のカーチェイスで、クラリスが乗車していて注目を集めました。

    シトロエン・2CVは、1949~1990年にフランスの国民車として生産され、当時では珍しいFF式が採用された車でした。”こうもり傘に4つの車輪を付ける”のコンセプトの下生産され、丸みのあるかわいらしいボディーが大変人気の車です。大きなモデルチェンジもなく、1990年まで生産されたシトロエンは、ドライブをのんびり楽しみたい方におすすめの一台となっています。

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    銭形警部のパトカー「日産ブルーバード 410型」

    銭形警部が劇中で乗っていたパトカーは、「日産ブルーバード 410型」です。銭形警部はそれまでジープに乗っていましたが、カリオストロの城からはブルーバードに乗る機会が多く、銭形警部の愛車として知られるようになりました。通称「銭ブル」とも呼ばれています。

    劇中では、ナンバー「埼玉5 た 110」を付けたブルーバードでルパンを追いかけまわしていたのが、とても印象的です。ルパンのTVや映画は外国が舞台ですが、日本の警察がいることで親しみを覚えた人も多いのではないでしょうか?ブルーバードは、1963年~1967年まで生産され、大衆車として皆から親しまれた車です。

    クラシックカーを愛したルパンの名車!TVや映画の歴史で振り返る

    ここからは、ルパンがTVや映画で乗っていた名車たちを紹介していきます。TV版第1シリーズで乗っていた車も紹介するので、当時のルパンを知っている人は、懐かしみながらご覧ください。

    TV版第1シリーズからのルパンの愛車「メルセデス・ベンツSSK」

    TV版第1シリーズから、ルパンの愛車として知られているのが「メルセデス・ベンツSSK」です。「カリオストロの城」では、回想シーンで登場しました。TV版第1シリーズというと、ルパンのジャケットが緑色だった頃なので、若い人にはあまりイメージが付きにくいかもしれません。

    ちなみにメルセデス・ベンツSSKは、1928〜1932年に生産された車です。当時としてはモンスター級の、最高速度192km/hを誇りました。しかし、ルパンはフェラーリのV12気筒エンジンを載せ、300km/hまで出るように改造しています。ちなみに、メルセデス・ベンツSSKは、オークションに出品されましたが、その際の落札価格は日本円で7億4400万円だったようです。

    TV版第2シリーズに登場!「アルファロメオ6C1750」

    TV版第2シリーズから登場したのは、「アルファロメオ6C1750」です。TV版第2シリーズでは、ルパンのジャケットが赤で、現在のイメージと重なる人も多いはずです。作中では、ルパンが乗った瞬間にタイヤが取れてコケるシーンを見たことがある人もいるでしょう。

    ちなみにアルファロメオ6C1750は、1965年~1967年に生産された車で、生産台数は50台~75台と言われています。日本には、6台輸入されました。外観はオープンカーで、ノーズの長い2シーターが印象的です。エンジンは、「スーパーチャージャー付 6気筒DOHC・1750cm3エンジン」を搭載。最高速度は、約169.9km/hを誇りました。

    現在は、トヨタ自動車博物館に展示されているので、興味がある人はぜひ足を運んでみてください。

    EPISODE:0 ファーストコンタクトでは「AC コブラ 427」で登場

    ルパンが、次元や五ェ門と出会う前を描いた作品である「EPISODE:0 ファーストコンタクト」では、ルパンは「AC コブラ 427」で登場しました。AC コブラは、1960年代に生産された、イギリスおよびアメリカのスポーツカーです。販売台数は1000台で、価格は約1億円。値段を見てもわかる通り、大変貴重な車です。

    2010年には、AC コブラの誕生50周年を記念して「50th アニバーサリー・シェルビー・コブラ 427S/C」が復刻版として販売されました。販売台数は50台と大変少ないですが、価格はオリジナルの5分の1となっています。レプリカ版も販売されており、安いものは200万ぐらいで、高いものは1,500万円以上の値段です。

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    まとめ

    いかがだったでしょうか?ルパンが愛した名車を知っていただけたのなら、うれしいです。クラシックカーには、歴史があります。その歴史を映画やTVなどで振り返ると、当時を思い出し懐かしい思いをしている方が多いのではないでしょうか?

    クラシックカーには、そんな魅力がつまっています。では、あなたのクラシックカーライフが幸せであることを願って。

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