クラシックカーを楽しむ人は沢山いますが、皆それぞれの楽しみ方をしています。乗って楽しむ人、眺めて楽しむ人、整備を楽しむ人、様々です。そこでクラシックカー愛好家の楽しみ方を6タイプに分けご紹介します。これからクラシックカーの購入を検討する方は、ご自身の好みにあったタイプを参考にクラシックカーライフを始めてみてはいかがでしょうか?
Contents
クラシックカーの楽しみ方【一般的な3タイプ】
ガレージで整備を楽しむ『いじる派』
ガレージで自ら整備や修理を楽しむタイプの愛好家です。自らのガレージに自動車工場のように工具を揃え、時にはリフトも設置しています。愛車を運転してみては、不具合箇所を見つけ調整し、また状態を確めるようにドライブに出かけるようなことを繰り返ししているようです。部品も自分であらゆるネットワークを使って入手し、当時のオーナーズマニュアルを見ながら修理します。そして時にはエンジンやミッションを下ろしてのオーバーホールや、なかにはオールペイントまで自ら行う強者もいます。自身のガレージで自分の愛車をレストアする為、急かされることなく自分のペースで作業を進められるので、クルマいじりが好きな方にとっては仕事を忘れる非常に幸せな時間のようです。いわゆるDIYが好きな方にこのタイプの愛好家が多いように思います。
ガレージでいじる派におすすめのクラシックカー
ガレージでいじる派には、構造がシンプルで、部品が安く、パーツの流通が多いモデルがおすすめです。ガレージでクラシックカーを自ら整備して楽しむ文化が根付いているイギリス製クラシックカーがこの条件に合っていますのでいくつかご紹介します。
2017.08.02
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クラシックカーの運転を楽しむ『ドライブ派』
愛車の整備や修理は専門ショップに任せ、自らはお気に入りのドライブコースに出掛けて運転を楽しむタイプです。最も一般的なタイプかと思います。このタイプの愛好家は、お気に入りのカフェや有名なドライブスポットなどの常連となっていることが多いです。毎週休日の朝に早起きをし、空いている道を気持ちよくドライブしてお気に入りのスポットに出掛ける時間は至福の時だと思います。
ドライブ派におすすめのクラシックカー
ドライブ派におすすめのクラシックカーはやはり乗っていて楽しいクルマです。それぞれのモデルに個性があるクラシックカーですが、走りの面も大きく違います。なかには外観は素敵だけど走りは、、、といったモデルもありますので、ドライブ派は走行性能に定評のあるモデルを選びましょう。
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アルピーヌ A110のモデル概要 レース史に名を刻んだジャン・レデレの傑作として知られているアルピーヌA110は、アルピーヌA108の...
同じ趣味を持った仲間と一緒に楽しむ『ワイワイ派』
オーナーズクラブなどクルマのコミュニティに参加して楽しむタイプです。国内にもメーカー毎やモデル毎、さらにはザガートなど有名なデザイナーがデザインしたモデルなど様々な定義のクラブがあり、ツーリングやパーティーなど思考を凝らしたイベントを楽しんでいます。また、世界規模のオーナーズクラブなどもあり、世界中の同じクルマを愛する仲間と交流を持っているようです。
クラシックカーの楽しみ方【マニアックな3タイプ】
こだわりの『コレクター派』
クラシックカーを収集すること自体を楽しむタイプです。正直、非常にお金がかかるので出来る人は少いですが、大規模なコレクションを持つコレクターだけでなく、こだわりのモデルを2~3台所有するオーナーは意外といます。若い頃に憧れていたクルマを買い揃えていく人、自身の愛車に非常に詳しく専門書などで研究したりする人、書斎のようなガレージの中で愛車を眺めて楽しむ人、様々です。また、コレクションをドライブして楽しむ人もいれば、全く乗らない人もいます。コレクター派は一種のマニアであり、それぞれにコレクションの集め方や考え方がありますので、100人いれば100通りと言えるでしょう。
クラシックカーラリー、レースに参加して楽しむ『競技派』
最近、クラシックカーレースに参加して楽しむ人が増えています。クラシックカーレースの世界では公道を使ったラリー競技とサーキットを使ったスピードレースに大きく別れ、前者では毎年秋に行われるラフェスタミッレミリアやコッパデ小海などが有名です。ラリーによって参加規定は異なりますが、年式で制限をしている事が多く、1970年代以前のモデルが中心です。ラリーの参加者は、初めは1950~1960年代のモデルで参加し、徐々に経験を重ねてくると、これらラリーイベントの華であり、競技のなかでも有利となる戦前のモデルや1940~1950年代に活躍した少量生産のレーシングカーであるイタリアンバルケッタなどに移っていくようです。その為、世界に数台しか存在していない稀少車が参加することもあり、一緒に走るだけでも貴重な経験が出来ます。
一方、サーキットレースでは年4回開催される日本クラシックカー協会主催のレースやサイドウェイトロフィーといったレースが開催されており、年々エントリー数も増えています。これらサーキットレースではクラス毎にチューニングのレギュレーションが決められており、そのルールの中でドライバーが好みの車両で参戦しています。車種のバリエーションも多く見ていて楽しめます。また、仲間を集めてチームとして参加している方も多く、みんなで同じホテルに宿泊して、夜は宴会をしてレース談義を楽しんでいるようです。
クラシックカーを資産運用として楽しむ『投資派』
多くはありませんが、クラシックカーを趣味と楽しみを兼ね備えた投資商品として楽しむ人もいます。一見、クラシックカーはお金持ちの浪費のように見えますが、相場を理解して売買を行えば浪費どころか利益まで発生する実物資産です。この値上がり益を再投資してクルマをステップアップさせる人もいれば、台数を増やしていく人もいます。ただ、売却したいと思った際に株式などに比べて現金化が遅いという面はありますが、ポルシェなどファンが沢山いて需要が多いモデルであれば、多くの場合、数ヵ月の間に現金化できます。クラシックカーを投資商品や実物資産として考えると、楽しんでいても浪費ではありませんので、私個人的としては一番のおすすめです。
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