日本車クラシックカーが好きな人必見!国産旧車の人気ランキングBEST5

    クラシックカーのスポーツタイプってカッコいいですよね?見た目もさることながら、レースでも数々な伝説を残しています。実は日本車にもそんなすごいクラシックカーがあるのです。今回はそんな日本車のクラシックスポーツカーのおすすめモデルのご紹介します。スポーツカーの性能であったり、レースでの結果、今現在の価値などが分かる内容となっています。あまり関心のない人でも惹かれてしまう、国産クラシックカーの魅力をぜひ堪能していってください。

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    クラシックカーの日本車人気ランキングTOP5

    ここからは歴史に名を刻んできた国産クラシックカーを5つ紹介していきます。名だたる名車ばかりですので、その歴史に浸りましょう。

    第5位:マツダ コスモスポーツ

    マツダ コスモスポーツは前期モデルと後期モデルがありますが、前期モデルは世界初の実用・量産ロータリーエンジン搭載車で、自動車の歴史のなかでもとても重要な車です。マツダが社運を賭けて実現した世界初ロータリーエンジンは、平均年齢25歳の若いエンジニアたちによって研究が進められました。小型高出力のロータリーエンジンは、最高速度185km/h、0-400m加速16.3秒、最高出力110PS、総排気量491cc×2という驚異的なスペックを誇っています。

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    レースには1968年(昭和43年)8月、ニュルブルクリンクで行われた84時間耐久レース「マラトン・デ・ラ・ルート」に出場。半数以上の車が脱落するなか完走を果たし、総合4位で入賞します。現在でもクラシックカーイベントの際には人だかりができるほど人気のある車です。

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    第4位:ホンダ S600

    1964年にホンダS500の後継モデルとしてホンダS600が発売されます。DOHC4気筒4キャブレターエンジンは排気量を606ccに拡大、パワーも57ps/8500rpmへと大幅に増強され、高回転するオートバイのようなエンジンを搭載していました。また、720kgの車重ながら最高速度145km/hを記録。わずか600ccながら世界最高水準のパフォーマンスを誇りました。

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    日本や世界のレースにも出場し、1964年3月の発売から二か月後の同年5月、鈴鹿サーキットで開催された第2回日本グランプリではGT-1クラスで優勝。同じ年の9月には、ドイツのニュルブルクリンク500km耐久レースで、1,200cc以下のクラス優勝を果たします。1965年2月に追加された「S600クーペ」は、日常使いもできるという点をより明確にし、ヨーロッパでも人気を得ました。

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    第3位:ダットサン フェアレディ

    ダットサンフェアレディは現在でも続くフェアレディZの元祖です。最初の「ダットサンフェアレディSP310」は、1961年の東京モーターショーで「ダットサン・フェアレディ1500」として展示されました。シャーシはダットサン・ブルーバード310系を流用し、前後のサスペンション支持部の間にX型の補強メンバーが加えられ一段と剛性が高められました。また、前輪独立サスを得て近代的なスポーツカーへの道を歩み出します。一方、車の内装はフロントシートの後ろに横向きのリアシートがあり、「サードシートの3人乗り」というユニーク車となっています。

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    レースでは、1963年5月の第1回日本グランプリで輸入車勢を抑えて優勝しました。そして1964年8月にはマイナーチェンジが実施され、ダットサン フェアレディ2000(SR311)になります。その際、不評だったサードシートを廃して2シーターとなり、インパネもより魅力的なデザインに一新されました。

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    第2位:日産スカイラインGTR(ハコスカ)

    1969年に日産スカイライン「GT」をグレードアップした「日産スカイラインGTR(ハコスカ)」が発売されました。レースでの勝利を目指して、2000cc直列6気筒DOHCのS20エンジンを搭載。国内では当時最強の、速度200km/h、最高出力160㎰、0-400m加速16.1秒、最大トルク18.0Kgf・mを記録。70年追加のハードトップKPGC10型は、ホイールベースを70㎜短縮し、重量も20キログラム以上軽量化して更なるパワーアップを果たしています。

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    「羊の皮をかぶった狼」と呼ばれたのは、レースカー並みの性能を誇りながら見た目は一般車であることから。レースでも大活躍を果たし「国内レース50勝の最強マシン」として伝説を打ち立てています。

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    第1位:トヨタ2000GT

    トヨタ2000GTは、先進的な装備と生産台数の少なさから「国産車初のスーパーカー」と呼ばれました。1,988cc 直列6気筒のツインカムエンジンが搭載され、ミクニ製のソレックスキャブレターを3基と5段フルシンクロメッシュ・トランスミッションを組み合わせ150馬力を発生。最高速度220km/hを誇りました。車体には独立式のサスペンションと四輪ディスクブレーキ、リトラクタブル・ヘッドライトなどが採用された、当時では最高クラスの高性能車です。

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    レースにも出場し、1966年の鈴鹿1000kmレースでは初優勝を飾ります。翌年も鈴鹿500kmレースで優勝、富士24時間レースではスポーツ800とともにデイトナフィニッシュと輝かしい成績を残しています。販売から50年以上たった現在でも抜群の知名度と人気を誇り、2013年に開かれたオークションでは約1億1800万円で落札されています。

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    まとめ:国産旧車クラシックカーの魅力

    国産旧車のクラシックカーには不思議な魅力があります。それは古いものが好きという個人の趣味だけではなく、デザインや技術者の熱意、レースでの伝説が時代を越えて現代人に伝わっているのかなと。

    スペックを比較すれば現代の車には到底太刀打ちできませんし、メンテナンスという面でもかなりの手間がかかります。それでも愛すべき理由がクラシックカーにはあるのです。もし興味が持たれたなら、全国各地で開催されているイベントやフェスティバルに行かれてみてはいかがでしょうか?

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