ドイツ車のクラシックカーのおすすめは!?人気のジャーマンクラシックカー6台を厳選してご紹介

    日本と並ぶ自動車大国のドイツ。自動車製造の歴史が長く、メルセデスベンツやポルシェなど多くの名門メーカーが名車を生み出してきました。そこで今回はドイツの各メーカーから1台づつピックアップして名車をご紹介していきます。車のスペックだけではなく、開発までの経緯やレースでの活躍ぶりなども解説していきますので、ぜひご覧になって行って下さい。

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    人気のおすすめジャーマンクラシックカー6選

    アウディ クアトロ


    アウディ クアトロは、1980年のジュネーブモーターショーで発表されました。当時は、4WDと2WDを手動で切り替える「パートタイム4WD」が一般的で、4WDは悪路を走るためのものでした。ですが、せンターデフを内蔵した「フルタイム4WD」を採用すると、ハイパワーを幅広い路面に伝えることができ、スポーティな走りが実現できるようになったのです。

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    レースでは、2,144cc直列5気筒SOHC+ターボエンジンを搭載し、1981年から世界ラリー選手権(WRC)のグループ4に参戦。「4WDのラリー車は重い」という批判の声があがるなか第2戦スウェーデンラリーで早くも初優勝し、2年目の1982年には初のマニュファクチャラーズタイトルを獲得しました。

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    BMW M6/M635CSi(E24)


    1983年9月に発表されたBMW M6/M635CSi(E24)は、デビュー当時「世界で最も美しいクーペ」と評されました。シャークノーズと呼ばれた逆スラント(傾斜)したフロントマスクは、文字通りサメの鼻先のようなデザインです。

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    エンジンは、搭載角度を左に30度傾けて水冷直列6気筒DOHC 3,453ccを設置。約40年前の車で1500kgの車体ながら、255km/hの最高速度を約40年前に誇り、0→60mph(≒0→100km/h)加速は6.1秒を記録しました。このE24の最強モデルは、グループAツーリングレースでも活躍しました。

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    フォルクスワーゲン カルマンギア


    フォルクスワーゲン カルマンギアは、企画をドイツのコーチビルダーであるカルマン社が担当し、イタリアのカロッツェリアであるギア社がデザインを担当したドイツとイタリアの合作車です。クーペボディだけでなくカブリオレモデルも制作されています。

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    水平対向4気筒の空冷OHVエンジンをRRレイアウトで搭載している為、ハンドリングは軽く、軽快な走りをしています。美しいスポーティーなボディスタイルでスポーツカーの感覚を味わえる「プアマンズ・ポルシェ(貧乏人のポルシェ)」として、非常に人気があります。

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    ポルシェ 356 プリA


    ポルシェ社は1938年に市販車の開発を始め、その後10年の時を経て1948年に2台のプロトタイプが完成します。その第1号車が1950年4月にポルシェ356/1100として生産開始されました。「プリA」とも呼ばれたこのモデルは、フロントウインドウがセンターバーで分割された2ピースとなっています。また、ダッシュボードの中央にラジオを設置する四角いスペースがあるのが、ポルシェ356A以降のモデルと見分ける際の特徴になります。

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    ポルシェ356プリAは、空冷水平対向4気筒OHVエンジンでも年代により1,086cc~1,488ccまでの4つの種類が存在しています。またボディタイプも、クーペ・カブリオレ・スピードスター・ロードスターと違ったものがラインナップされていました。

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    メルセデスベンツ300SL


    メルセデスベンツ300SLは、1954年2月のニューヨーク国際オートショーでデビューします。当時ダイムラー・ベンツ社はメルセデスベンツ300SLを市販する予定はありませんでしたが、1952年の世界一過酷と言われたメキシコ縦断公道レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」で、300SLのプロトタイプが優勝したことにより注目を集めたため、市場の声に押されて販売する事となりました。特に、北米で高級輸入車インポーターを経営していたマックス・ホフマンが、アメリカ市場での需要を見越して、ダイムラー・ベンツ社と商談し1000台を注文しアメリカ市場で販売を行います。マックス・ホフマンの思惑通り、メルセデスベンツ300SLはアメリカで大ヒットとなったのでした。

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    メルセデスベンツ300SLの特徴は何といっても「ガルウィング」です。翼を広げた鳥のようなドアの外観は男心をくすぐります。また、ガソリン直噴エンジンを搭載した世界初の車両としても有名です。

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    (番外)ベック550スパイダー


    ベック550スパイダーは、1954年に登場した「ポルシェ 550スパイダー」のレプリカで、アメリカインディアナ州のチャック・ベックが創設したBECK社が製造しました。ポルシェ 550スパイダーは、かのジェームス・ディーンが愛し、1955年9月に自動車事故で亡くなった時に最後に乗っていた車でもあります。

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    ポルシェ 550スパイダーの人気はすさまじく、オークションでは6億円で落札されるほどの車です。このレプリカであるベック550スパイダーは、見た目はそのままにエンジンがパワーアップされています。約500kgしかない軽い車体のミッドシップにフォルクスワーゲン製のエンジンを搭載し、排気量は1600cc、1900cc、2160ccの3種類から選べ本家ポルシェ550スパイダーよりもスピードが出るので、ドライブをより一層楽しいものにしてくれます。

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    まとめ

    いかがだったでしょうか?ドイツのクラシックカーは、技術と伝統へのこだわりを垣間見ることができます。そんなドイツ車を知って頂けたのなら幸いです。実は昨今、ドイツではクラシックカー市場が盛り上がりを見せています。「ガソリン車・ディーゼル車全廃」に向けて前進している欧州の中でも、ドイツは先頭を走っているので、国内の盛り上がりと全廃にどう折り合いを付けていくのか今後の展開に注目です。

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