クラシックカーの保管って難しい?古い車の管理で気を付けるべきポイントを解説

    旧車やクラシックカーに憧れて車を購入した人もいるかと思います。購入したは良いものの、クラシックカーは通常の車よりも古い為、洗車方法やオイル交換、必要な工具に戸惑っている人も多いのではないでしょうか?この記事では、クラシックカーを購入した際に必要なメンテナンスのうち、主に洗車、オイル交換、必要な工具について解説していきたいと思います。

    Contents

    旧車やクラシックカーの洗車方法

    クラシックカーの洗車方法は、通常の洗車方法と大きな違いがあります。始めてクラシックカーを購入した方は、どのように洗車すれば良いのか戸惑うかと思います。これから古い車の洗車手順をご説明します。

    軽めの洗車

    車が軽く埃をかぶっている程度の汚れ具合であれば、軽めの洗車を行います。まず、バケツにウエスを入れてあまり絞りすぎない程度にし、屋根やボンネット、トランクなど上面を水拭きして綺麗にします。そして水分を十分にふき取ってワックスがけを行いましょう。

    ハードな汚れの場合

    泥道を走ってしまった場合や雨の日に走らせて車が汚れてしまったという場合のハードな汚れには、ホースを手に持ちながら、ウエスで汚れを落としていきます。またハードな汚れの場合でも、出来るだけ腰上の部分は水をかけない方が良いでしょう。腰上は上記で紹介した軽めの洗車方法で行うようにします。古い車は状態によっては雨漏りする箇所があり、水を多くかけると浸水する危険があります。また、水分が溜まってしまうとそこからボディが腐ってしまう事もあるので注意が必要です。

    ボディの磨き

    上記で紹介した軽めの洗車やハードな洗車方法した後は、磨き工程に入ります。
    ボディの磨きには〇〇コーティングといったような加工をすると良いでしょう。
    この作業をすることによって、汚れが付きにくく、洗車もある程度簡単な作業で済むと思います。
    この作業はプロに任せる事もあります。多少金額はかかりますが、圧倒的に綺麗な状態にしてくれます。

    クラシックカーのオイル交換

    クラシックカーのオイル交換は、車に合ったエンジンオイルを選ぶ必要があります。ここからは、クラシックカーに使用するオイルの選び方を説明します。

    クラシックカー用オイルとは

    クラシックカーや、スポーツカーのようなエンジンを全開走行することを前提に設計されたエンジンは、通常のファミリーカーと比べると、熱や摩擦による負荷は比ではありません。なので、オイルは車種にあった専用オイルを使う必要があります。

    指定オイルの確認

    クラシックカーだからといった闇雲に高いオイルを入れれば良いということでもありません。エンジンオイルは値段よりも粘度・グレード・スペックが車と合っているかという方が大切です。クラシックカーだと指定オイルなど自分で確認するのは難しい、という人もいるかと思います。そのような場合、整備工場などに持っていき、見てもらうと良いでしょう。

    クラシックカーに乗る際に用意しておきたい工具や装備品

    クラシックカーに乗る際に用意しておきたい工具や装備品はいくつかあります。

    クラシックカーの乗る際に最低限必要なもの

    クラシックカーに乗る際に最低限必要なものは下記の通りです。

    ・ラチェットやスパナ類
    ・プライヤー等のペンチ類

    まず確認しておくこととしては、乗っているクラシックカーのボルトが「ミリ工具」か「インチ工具」なのかを把握する必要があります。また、スパナ類は最低限2本持っておくと良いでしょう。スパナが1つだと回せないものが多かったりします。

    工具以外に積んでおきたい装備品は?

    上記で紹介いた工具以外にも、下記のようなものを積んでおくと良いでしょう。

    ・水やオイル
    ・CRC等の潤滑油
    ・パーツクリーナー
    ・電装系のパーツ
    ・プラグやプラグコード
    ・コイル
    ・ガムテープ
    ・針金

    水やオイルはオイル漏れなどに対応できるように必要です。また、プラグやプラグコードは何本かストックを用意しておくと良いでしょう。緊急の応対処置としてガムテープや針金も用意しておくと便利です。

    まとめ

    クラシックカーは通常の車とは保管方法やオイル交換、用意しておくものまで違ってきます。もちろん同じものもありますが、年数が経っている車なので通常の車とは違ってきます。上記で紹介した内容を理解して、快適なカーライフをおくりましょう。

    関連記事

    TOP